地域で「顔の見える」関係づくりを
7月24日から25日にかけての大雨は、市内各所に大きな爪あとを残しましたが、皆さんは大丈夫でしたか?
北九州市では、災害時要援護者避難支援事業が進められており、10月には、個別避難支援プランの作成が試験的に始まります。
およそ九千人を対象に「誰がどのような時に」「どのように支援し」「どこの避難所に」避難するのかプランを作り、避難訓練や検証をしていくそうですが、「どんな災害が起きても大丈夫!」となるのは、まだ先のことのようです。
また、北九州市社会福祉協議会でも、平成19年度から「校(地)区社協を中心とした福祉救援体制づくりモデル事業」を地域の人々と進めています。障団連では、この事業に積極的に関わっています。今年度は八幡東区大蔵第一地区に関わっています。
6月26日に、同じ地域に住む障害のある人たちと意見交換がしたいというお話をいただき、当日は車いす使用、視覚障害、聴覚障害、知的障害等の当事者やその家族が参加しました。参加された方たちは、障害のある人たちとの接点があまりないということで、時間が足りないほどいろいろなお話しをしたそうです。
そして、日頃の関係づくりができていれば、それが災害時に生かされるということで、今回をきっかけに、地域の夏祭りにも参加することになり、「顔の見える関係づくり」へ向けての一歩を踏み出しました。
みなさんも身近な災害に備え、近所の人たちと「顔の見える関係」を作っていきませんか。