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北九州市障害者差別解消法連絡会議がスタート!

北九州市障害福祉団体連絡協議会(障団連)
事務局長 古賀 由美子

 

 障団連は、平成二十年度より、重点事業のひとつとして「障害者の人権問題」を考える事業に取り組んできましたが、北九州市内でも、平成二十六年度の上半期に、二年後に迫った障害者差別解消法の施行へ向けて数名の有志が集い、今後、具体的に何を検討し、何を
整備しなければならないか、自由に話し合いを重ねてきました。
メンバーの中には、障団連に所属している人も北九州市障害福祉課の担当職員も居ましたが、所属を離れて自由闊達な意見交換を行いました。  
 下半期に入り、北九州市は具体的な連絡会議を立ち上げることとし、その事業を障団連に業務委託したことで、障団連は行政との協働事業と位置づけ、取り組むことになりました。平成二十六年度末からスタートした北九州市障害者差別解消法連絡会議は、こうして準備されたもので
す。
 三月十八日に三つのテーマ別連絡会議の第一回目が開催されました。この間、連絡会議の委員として就任いただく皆さんへの交渉が、障害福祉課と障団連とで手分けして行われました。メンバーには、障害当事者はもちろんですが、その他に、支援者等の日頃、障害のある人との関わりがある人にとどまらず、むしろ障害福祉との関わりの少ない分野の皆さんに参加していただこうと各方面にご紹介いただいたり、ご推薦いただいたりしました。この連絡会議を通して、様々な新しいネットワークが構築されていくことを念頭に入れながらの準備期間でした。
 テーマ別の連絡会議は五つ設置することになりました。三月にスタートしたのは優先度の高いものとしての「相談等体制会議」「事例研究会議」「普及啓発会議」です。あとの「情報保障会議」と「バリアフリー会議」(※1参照)は、今年度の夏頃にスタートする予定です。
 五月中に三つの連絡会議は、それぞれに第二回目を開催しました。
どの連絡会議も、まだまだ本格的な意見交換というよりは、情報の共有に多くの時間を割いています。全く障害福祉の世界とは無縁の委員や障害福祉の世界での専門職の委員が、それぞれに本音の意見を出し合うならば、そこから課題解決の糸口が見つかると思われ、今後の連絡会議に期待が高まります。

なお、この連絡会議は原則的に公開されていますので、傍聴できます。詳しいことは、障団連のホームページをご覧ください。

 

 

(※1)北九州市障害者差別解消法連絡会議

下記の5つの会議を総称して「障害者差別解消法連絡会議」とする。

  1. 相談等体制会議:障害を理由とした差別にかかる相談、紛争防止・解決について各主体の役割・連携について話し合う会議
  2. 事例研究会議:実際に差別が疑われる事例や、社会的障壁を取り除くための好事例を参考に、望ましい配慮について、各主体の取り組みや連携について話し合う会議
  3. 普及啓発会議:障害を理由とした差別解消に向けて、障害への理解や法律の周知啓発について、各主体の役割や連携について話し合う会議
  4. 情報保障会議:障害のある方のコミュニケーション支援の充実に向けて、各主体の役割や連携について話し合う会議
  5. バリアフリー会議:様々な障害者の利用しやすさの視点から公共施設等の整備について話し合う会議

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